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その向こうに、あるもの。

小さいころからね

ココロの中には、夢の詰まった

シャボン玉みたいなのが

いくつも生まれては弾けて

満たされていったんだ。

それは、大きいものや小さいものもあって

時々、弾けないまま遠くに行っちゃって

青空に溶けていく風船みたいに

ずっとずっと、見えなくなるまで見つめていたんだ。

でも、どうしてだろう?

大人になると、シャボン玉の数が

ぐっと少なくなった。

あまり生まれなくなったんだ。

弾けないシャボン玉を見送るのも

なんだかとても辛くって、目を伏せたりして。

こらからの、あたし。

もっともっと、夢の詰まったシャボン玉を

生み出していきたいな。

大きいものじゃなくていいんだ。

小さいシャボンがどんどん弾けて

ココロが満たされて。

そんな‘人生’を送っていきたい。

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天使が見たもの。

外で食事をしていたら、

隣の席の赤ちゃんが

あたしを見て、笑ったんだ。

ニコニコニコニコ。。

ママの腕の中で。

あたしも赤ちゃんを見て笑ったら

何度も何度も振り返って

笑うんだ。

あんまり綺麗に笑うから

なんだか、恥ずかしくなっちゃった。

あの赤ちゃんは、あたしの何を見たのかな。

何が見えたのかな。

あなたに見えたもの

あたしも見てみたかったな。

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ほーせき箱

その箱を見つけたときから

欲しくて、欲しくてたまらなかったんだ。

キラキラとした綺麗な石が

たくさん入っていたから。

見つけると必ず覘いて

嬉しくて、楽しい気持ちになっていたんだ。

どうしても箱ごと欲しくなって

頑張って、努力して

ようやく手に入れたのに。

それなのに。

箱の中のほーせきには

気に入らない小石がいくつか混じっていたんだ。

その小石だけ捨てようとしたら

神さまが‘ダメ’だっていうんだ。

‘その箱を持っているなら、全部持っていなさい。’って。

‘ほーせきのいくつかを捨てるなら、箱ごと手放しなさい。’って。

さあ、どーする?

どーする??

どーしよう。あたし。

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蔦(ツタ)

近所の家の壁に

絡まる蔦(ツタ)は

それは見事に壁を覆って

上手く絡まって、落ちないように

剥がれない様に。

ひとり、ひとりで伸びてるようだけど

ところどころ、腕を組み合って

助けてもらって。

精一杯、生きている。

枯れている蔦のお隣さんは

ぶらんと一人ぼっちで垂れ下がり

でもまた、伸びていくと

元気な蔦に出会い絡まって伸びていく。

枯れるまで伸びていく。

ああ。。なんだか‘人生’みたいだな。

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喰うもの。喰われるもの。

クジラは、美味しいけど

食べちゃいけないらしい。

サメは、食べてもいいけど

美味しくない。

可愛くなくて、賢くなければ

食べてもいいのかな。

私はもしも、人間じゃなければ

喰われているのかな。

喰われないのかな。

出来れば喰われたくないけど

もしも、喰われてしまったら。

『いただきます』と言ってくれ。

感謝して、食べてくれ。

そしたら私は、喜んであなたの

血になろう。肉になろう。

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受験生をもつ母の2ヶ月間。

2月、3月は、やたら掃除をしていたな。。

よく掃除関係のテレビに出てくる、女優さんバリに。

運よ、上向いてこい!!っていう

気持ちを込めて、トイレをピカピカ。

娘の高校合格祈願を込めて

キッチンや部屋の隅をゴシゴシ。

ンでもって、娘の通う中学校も

PTA掃除の日に

思いっきり邪な気持ちを込めて

キュっキュ。

そんな綺麗になったキッチンで

料理を作ろう、お弁当を作ろう。

中学では、勉強に励んでくれ、

ピカピカのトイレで用を足してくれ。

ああ、娘よ。

愚かな母は、こんな事ぐらいしか

出来ないのだ。

それで、そんでもって

第一志望の高校を合格してくれっ!!

そんな思いで過ごした、2ヶ月間だった。

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