‘女’の生き方
主人が買ってきた雑誌を読んでたら、伊藤比呂美さんの記事があった。
懐かしいな。。。彼女の「良いおっぱい悪いおっぱい」という本が好きで(ちょうど私が
子供産んだ時だったし)続編も買って子供が昼寝してる時なんか読みふけっていた。
大学教授の旦那様に、売れっ子詩人&エッセイストの妻。子供は女の子がふたり。
この旦那様が子煩悩で優しいの。大学と自宅が近かったみたいでお昼はよく旦那様
と学食で食べた、なんてことも書いてあった。二人の女の子のいろいろなエピソード
を、うちの娘たちと重ね合わせて笑い転げていた。
憧れの家庭だった。
ところが、何年かして驚いた。
ファッション誌のコラムに彼女の記事があったんだけど、ご主人と離婚して、外国人
と再婚して新しいご主人との間に女の子が一人いると書いてある。
今は、カリフォルニアにいるらしい。
人生は、おとぎ話じゃないんだ。やさしい王子様と結婚して、子供が生まれてハイ!
めでたし、めでたし。とはいかない。時は流れるし、家庭は家族のみんなが家族で
いようと努力しなければ成り立たないもの。
彼女は多分、家庭を壊してもいいと思えるくらい好きな人ができて、その人も自分を
好きになってくれた。それだけのことかもしれない。
私はここが、この家庭の居心地がいいから壊れないように努力してる。
それだけのこと。
そして、今回の記事には両親の介護のため一時帰国しているということが
書いてあった。
時は流れる。子供は大きくなり、両親は歳を取る。そして私も。。。
次に、彼女の記事を目にするときはお互い、どんな生活を送っているのだろうか。
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