ふろく屋さん
子供のころ、家の近所では毎月4日に縁日をやっていた。商店街のアーケードのところに出店がたくさん出ていたので、お祭りみたいな物だと思っていた。
母は、卵の形をしたベビーカステラが大好きだった。だから友達と行くときは「帰りに買ってきて。」と、ベビーカステラ代を渡された。
私のお目当ては「ふろく屋さん」
ビニールシートの上に、いろんな少女雑誌の半年前くらいの付録が並べられている。値段は、50円から150円位。ノート1冊だけとか量の少ないものは50円だった。今考えると、とても良心的だ。
「あっ、これ欲しかったんだ。」「この、付録は持ってる。」とかいいながら、品定めして1つか2つ買う。とても楽しい時間だった。最後に、お土産のベビーカステラを買ってつまみ食いしながら帰る。
今は、ないよねー。「ふろく屋さん」。子供に少女雑誌買っても、結局、ふろく目当てなんだもん。今も、あればいいのに。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 手をつなごう。(2009.12.16)
- それぞれの、フィールド。(2009.10.23)
- 動き出す。(2009.10.08)
- この世で大切なモノ(2009.10.02)
- ‘泣ける’場所(2009.05.27)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント